1.Shokzの骨伝導イヤホン・ヘッドセットの種類
Shokzの骨伝導イヤホン・ヘッドセットは、用途別に大きく「ランニング・スポーツ向け」「水泳向け」「仕事・通話向け」の3種類に分かれます。
代表的なのが、ランニングやスポーツ向けのOpenRunシリーズ、水泳にも対応するOpenSwimシリーズ、仕事や通話に適したOpenComm・OpenMeetシリーズです。いずれも耳をふさがない「ながら聴き」向けのオープンイヤー型イヤホンで、周囲の音を自然に聞き取れるため安全性も高く、圧迫感がないため長時間つけても疲れにくいのが特長です。同じ骨伝導を活用した製品でも、防水性能やバッテリー、マイク、接続方法などには違いがあります。
本記事では、Shokzの骨伝導イヤホン・ヘッドセットをシリーズごとに比較し、それぞれの特徴や利用シーン、目的に合った選び方をご紹介します。
2.Shokzの骨伝導イヤホン・ヘッドセットの比較
Shokzの骨伝導イヤホン・ヘッドセットは、シリーズごとに想定する利用シーンが異なり、防水性能やバッテリー、マイクもそれに合わせて設計されています。各シリーズを代表するモデルの違いは次の表のとおりです。
※「OpenRun Pro 2」「OpenMeet 2 UC」は骨伝導と空気伝導のどちらの技術も利用しています。
「OpenSwim Pro」は水中利用を前提としたIP68(防じん・防水性能を示す国際規格の最高等級)、「OpenMeet 2 UC」はオフィスでの通話やPC接続に重点を置いた設計です。
3.OpenRunシリーズ|ランニングやスポーツを楽しみたい人におすすめ
OpenRunシリーズは、ランニングやトレーニングなど、身体を動かしながら音楽を楽しみたい方に最適です。
なかでもOpenRunシリーズのフラッグシップモデルである「 OpenRun Pro 2」は、骨伝導と空気伝導を組み合わせたDualPitch™テクノロジーを搭載しています。骨伝導ドライバーが中高音、空気伝導ドライバーが低音を担当し、これにより、オープンイヤー型の開放感を保ちながら、骨伝導でも低音まで豊かなサウンドを楽しめます。重低音が強化され、音量を上げても不快な振動が抑えられます。また、DirectPitch™を搭載し、耳へ向かう音を強めながら周囲へ広がる音を抑えるため、周りを気にせず耳元でクリアな音を楽しめます。
IP55の防じん・防水性能を備え、雨や汗、水しぶきの中でも安心して使えます。最大12時間の音楽再生に対応し、5分の急速充電で最大2.5時間使用できるため、日々のランニングから長時間のトレーニングまで活用できるモデルです。
4.OpenSwimシリーズ|水泳やウォータースポーツを楽しみたい人におすすめ
OpenSwimシリーズは、水中でも音楽を楽しみたい方に最適なシリーズです。
OpenSwim ProはIP68の防じん・防水性能を備え、水深2mまで最長2時間の水中使用に対応しています。32GBのMP3ストレージを内蔵しており、水中では本体に保存した音楽をMP3モードで再生できます。
水中ではBluetooth信号が遮断されるためMP3モードを使用しますが、陸上ではBluetoothモードへ切り替え可能です。Bluetoothでは最大9時間の再生に対応し、10分の急速充電で最大3時間使用できます。そのため、水泳だけでなく、ランニングやトレーニングでも1台で使いたい方に最適です。
5.OpenComm・OpenMeetシリーズ|仕事や通話で使いたい人におすすめ
仕事中の通話やオンライン会議を重視するなら、OpenComm・OpenMeetシリーズがおすすめです。どちらも耳をふさがないため、同僚の声など周囲の音を把握しながらコミュニケーションを取れ、圧迫感がないため長時間の会議でも疲れにくいのが特徴です。
5-1.移動中の通話に適したOpenCommシリーズ
OpenComm 2 UC 2025 Upgradeは、第7世代骨伝導テクノロジーを搭載し、これにより耳をふさがずに相手の声をクリアに聞き取れます。
また、DSPノイズキャンセリング・ブームマイク(口元に伸びるアーム型のマイク)を搭載し、これにより、周囲が騒がしい場所でもクリアな声で通話できます。最大16時間の通話とIP55の防じん・防水性能に対応し、長時間の業務や外出先での通話にも活用できます。
また、「 OpenComm 2 UC 2025 Upgrade」にはLoop 120ワイヤレスアダプター(PCに挿して使う無線接続用のアダプター)が付属しています。PCやMacとの接続を重視し、オンライン会議などでも安定した通信環境を求める方に適したモデルです。
5-2.オンライン会議に適したOpenMeetシリーズ
OpenMeet 2 UCは、オフィスや在宅勤務など、オンライン会議を中心とした利用に最適なヘッドセットです。
骨伝導と空気伝導を組み合わせたShokz DualPitch™テクノロジーを採用しています。これにより、低音まで豊かなサウンドを楽しめ、音量を上げても不快な振動が抑えられます。また、AIノイズキャンセルマイクによって周囲のノイズを最大99.4%低減します。Shokz GlideFit™による安定した装着感も特徴です。さらに、LeakSlayer™ 3.0を搭載し、高度な振動制御によって音漏れを低減します。これにより、静かなオフィスでも周りを気にせず会議に集中できます。
最大12時間の通話、最大16時間の音楽再生に対応し、5分の急速充電で最大2時間の通話ができます。Loop 120ワイヤレスアダプターが付属するUCモデルはZoom・Webex認定も取得しており、PCでのオンライン会議が多い方に最適です。
6.目的別|Shokzの骨伝導イヤホン・ヘッドセットの選び方
シリーズ選びでは、スペックの数字だけではなく「どこで、何のために使うのか」を考えることが重要です。使用シーンによって、重視したい機能は大きく変わります。
ランニングやトレーニングが中心なら、フィット感やIP55以上の防水性能、長時間再生に優れたOpenRunシリーズがおすすめです。屋外での使用が多い場合は、汗や雨への対応に加え、身体を動かしても安定して装着できるかも確認しましょう。
水泳中にも音楽を楽しみたいなら、IP68とMP3再生に対応するOpenSwimシリーズが最適です。「OpenSwim Pro」なら陸上ではBluetoothも使えるため、水泳と普段の運動を1台でカバーできます。
仕事や通話を重視する場合はOpenComm・OpenMeetシリーズがおすすめです。外出先や移動しながらの通話ならOpenCommシリーズ、PCを使ったオンライン会議が中心ならOpenMeetシリーズというように、働き方に合わせて選びましょう。通話時間が長い方は、マイク性能だけでなく、長時間装着した際の快適性や接続方法まで確認しましょう。
また、通勤や日常使いも兼ねたい場合は、スポーツ用途を優先するのか、仕事での通話を優先するのかを先に決めておくと候補を絞れます。複数の用途で使う場合でも、最も使用頻度の高いシーンを基準に選ぶのがおすすめです。
7.自分に合ったShokzの骨伝導イヤホン・ヘッドセット選びのまとめ
Shokzの骨伝導イヤホン・ヘッドセットは、同じ骨伝導技術を採用していても、シリーズによって重視されている機能や設計が異なります。
購入前には、使用したいシーンに対応しているかだけでなく、防水性能や連続使用時間、接続方法、マイク機能など、自分に必要な条件を満たしているかも確認しておきましょう。
また、同じシリーズでもモデルによって搭載機能や仕様は異なります。耳をふさがず、周囲の音を聞き取りながら快適に使えるShokzの骨伝導イヤホン・ヘッドセットから、自分の使い方に合った一台を選びましょう。
FAQ:Shokzの骨伝導イヤホンシリーズに関するご質問
Q. ランニングと水泳の両方で使いたい場合はどのシリーズが向いていますか?
ランニングと水泳の両方で使うなら、OpenSwimシリーズが最適です。
「OpenSwim Pro」はIP68の防じん・防水性能とMP3再生に対応し、水中でも本体に保存した音楽を楽しめます。陸上ではBluetoothにも対応しているため、ランニングでもそのまま使用できます。プールでもランニングでも音楽を楽しみたい方に最適なモデルです。
Q. OpenCommとOpenMeetはどちらも仕事向けですが、何が違いますか?
OpenCommシリーズは移動中の通話向け、OpenMeetシリーズはPCでのオンライン会議向けという違いがあります。
OpenCommシリーズは外出先や移動中の通話も想定した設計です。一方、OpenMeetシリーズはオンライン会議やデスクワークをより強く意識しており、「OpenMeet 2 UC」はZoom・Webex認定やPC接続を重視した仕様です。また、LeakSlayer™ 3.0で音漏れを低減するため、静かなオフィスでも周りを気にせず会議に参加できます。外出先での通話が多い方にはOpenCommシリーズ、在宅勤務やオフィスでの会議が多い方には「OpenMeet 2 UC」がおすすめです。
Q. Shokzの骨伝導イヤホンは汗や雨の中でも使えますか?
はい、スポーツ向けのOpenRunシリーズとOpenSwimシリーズは防じん・防水性能を備え、汗や雨の中でも使えます。
「OpenRun Pro 2」はIP55、「OpenSwim Pro」はIP68に対応しています。IP規格(防じん・防水性能を示す国際規格)は数字が大きいほど性能が高く、IP55なら汗や雨、IP68なら水中での使用にも対応します。汗をかくランニングや雨の日のトレーニングには「OpenRun Pro 2」、プールでの水泳には「OpenSwim Pro」がおすすめです。
Q. 音楽と仕事の両方に使うなら、どのシリーズを選べばよいですか?
音楽やスポーツが中心ならOpenRunシリーズ、通話やオンライン会議が中心ならOpenComm・OpenMeetシリーズがおすすめです。
「OpenRun Pro 2」は骨伝導と空気伝導を組み合わせたDualPitch™により、低音まで豊かなサウンドを楽しめます。また、雑音を約96.5%除去するノイズキャンセリングマイク2基を搭載し、通話もクリアです。「OpenMeet 2 UC」もDualPitch™を搭載し、音楽を豊かなサウンドで楽しめます。また、AIノイズキャンセルマイクが周囲のノイズを最大99.4%低減します。音楽を聴く時間が長い方は「OpenRun Pro 2」、会議の時間が長い方は「OpenMeet 2 UC」がおすすめです。
Q. Shokzの骨伝導イヤホン・ヘッドセットは、同じシリーズなら性能差は少ないですか?
いいえ、同じシリーズでも、モデルによって音の伝え方や再生時間、防水性能が異なります。
OpenRunシリーズでは、「OpenRun Pro 2」が骨伝導と空気伝導を組み合わせたDualPitch™を搭載し、低音まで豊かなサウンドを最大12時間楽しめます。「OpenRun(オープンラン)」は約26gの軽さとIP67の防じん・防水性能が特長です。音の迫力を重視するなら「OpenRun Pro 2」、軽さと防水性能を重視するなら「OpenRun」がおすすめです。






