着けた瞬間、その存在を忘れる。
OpenFit Air 2は、Shokz史上最軽量の耳掛け型イヤホンです。
片耳わずか7.2g。着けていることを忘れるほどの軽やかさを、
新たな次元へと引き上げました。
そして、進化を遂げたのは軽さだけではありません。
この7.2gを実現した設計の裏側と、一日中続く快適さへの繋がり方をご紹介します。
なぜ、さらなる軽さを追求したのか
オープンイヤー型イヤホンを1時間で外したくなるか、一日中着けていられるか。
その違いを生むのは、快適さです。
そして、装着時の快適さを左右する大きな要因が、重さです。
わずか1gの違いでも、動くたびにイヤホンが揺れやすくなり、
時間とともに耳への下向きの負荷も大きくなります。
そこでOpenFit Air 2の開発では、「片耳7.2g」という厳しい目標を掲げ、
軽量設計をすべての判断軸に据えました。
目指したのは、Shokzのオープンイヤーシリーズで最軽量のイヤホンをつくることだけではありません。
上位モデルに匹敵する音質と、安定した装着感を両立することでした。
完成度の高いイヤホン設計において、1gの軽量化は大きな挑戦です。削る1gごとに、重量配分、音響性能、構造全体へ影響が及びます。
従来の常識を超えるこの課題に向き合うため、Shokzの研究開発チームは、ドライバー、ハウジング、フレームに至るまで、イヤホンの構造を一から見直しました。
なぜ、ここまで軽くできたのか
1. 始まりは、高い目標
目標は明快でした。
快適さや音質を犠牲にすることなく、
これまでShokzが開発してきたどの耳掛け型イヤホン
よりも軽くすること。
初期のユーザー調査をもとに、チームは力強いオープンイヤーサウンドを維持しながら、
片耳1g以上軽量化するという高い目標を設定しました。
完成度の高い製品設計において、1gは大きな壁となります。
わずかな重量の変化が、バランス、音響性能、構造強度のすべてに影響します。
2.構造の再設計・逆転の発想
約1年をかけ、5回の大規模な設計変更と150回を超える改良を重ねながら、
チームはミクロン単位の精度で設計をアップデートしていきました。
超小型のフォルムを実現するため、主要部品をフロントハウジングへ集約。
しかし、それにより前方へ重量が偏ってイヤホンがずり下がりやすくなること、音響空間が極端に狭くなることという、
2つの大きな課題が生まれました。
妥協するのではなく、チームはドライバー、ハウジング、フレームのすべてを再設計しました。
① フロント部をスリム化:専用バッテリーと省スペース設計のBassphere™
フロントハウジングを大幅に薄くするには、一般的なバッテリーでは収まりません。
そこでチームは、より細長い専用バッテリーモジュールを開発しました。
従来の楕円形スピーカーは縁の形状が固定されており、小型化には限界があります。
この課題を解決したのが、Shokz独自のBassphere™ドライバーです。
高感度な11.8mmの円形スピーカーを2基搭載したデュアルドライバーシステムにより、
16mm円形スピーカーに匹敵する音響性能を実現します。
角のない球状デザインによって圧迫されやすい部分を減らし、中央部をより薄くすることで耳珠周辺への負担も軽減。
超薄型モジュールでありながら、豊かで力強い低音を届けます。
② 音響性能とフィット感を両立する二重の工夫:30°の角度と14°の内向き傾斜
極限まで小型化を進めるなかで、新たな課題も生まれました。
ハウジングを細くすると音の出口が耳道から遠ざかり、聴感上の音量が下がってしまいます。
そこで採用したのが、緻密に調整された2つの角度です。
スピーカーモジュールに30°の角度をつけ、さらに14°内側へ傾けました。
この2つの角度が連動することで、音の方向を耳へ合わせながら伝達経路を短縮。
音の伝達効率を高めると同時に、耳の形に自然になじむ快適なフィット感を実現しています。
③ 軽量化の常識を覆す、0.75mmのニッケルチタン合金
チームはイヤーフック全体の素材を徹底的に見直しました。
厚いシリコンを必要とする初期の中空構造を改め、
外側のフックを厚さ5mmまで薄くし、全長も2mm短縮しています。
一方、フレーム内部では逆転の発想を取り入れました。
一般的な0.7mm以下のワイヤーではなく、0.75mmの ニッケルチタン合金製コアを採用したのです。
素材を約10%増やすことで初期保持力を高め、ばねのように耳の後ろを心地よくホールド。
高強度のHIITでもスピーカーモジュールがズレにくく、安定した装着感を保ちます。
さらに、数万回に及ぶ曲げにも耐えられる耐久性を実現しました。
3. 検証:時間とデータで磨いた快適さ
すべての角度とニッケルチタン合金のパラメーターは、実際の耳で検証する必要がありました。
耳の形は一人ひとり異なるため、Shokzの製品チームは8.5カ月をかけて設計を検証しました。
複数回の大規模な設計変更と100回を超える改良を重ね、
各テストでは異なる耳の形を持つ30人のユーザーが、
2~3時間に及ぶ高強度のブラインドテストを実施しました。
着けていることを忘れるような感覚は、偶然生まれたものではなく、
数千時間に及ぶ実使用テストのデータに裏付けられています。
4. 仕上げ:音質・小型化・軽量化という難題を解く
Bassphere™テクノロジーにより、音質を犠牲にすることなくフロントハウジングを小型化。
2つの角度を組み合わせた設計によって、フィット感と音響性能の両方を高めました。
後方部分では可能な限り重量を削減しながら、ニッケルチタン合金製フレームを強化して安定性を向上。
さらに、実使用を想定した大規模なブラインドテストを通じて、すべての構造パラメーターを検証しました。
その結果、音質・サイズ・重量という、両立が難しい3つの要素を高い次元で実現しました。
最終的な重量は片耳7.2g。
チームは1gの軽量化という目標を達成しただけでなく、
Shokz史上最軽量のオープンイヤー型デザインを生み出しました。
軽さの先へ。どんな瞬間にも寄り添う設計
数カ月にわたる開発を経て誕生したOpenFit Air 2の魅力は、卓越した軽さだけではありません。
基本性能と汎用性も進化し、日常のさまざまなシーンに寄り添います。
デザイン:より小型になった充電ケースと上質なグラデーション仕上げが、
さまざまなライフスタイルに自然になじみます。
洗練されたポケットサイズでコーディネートにも合わせやすく、
毎日の通勤からペットとの散歩まで、気軽に使用いただけます。
音質と安全性:
Shokz独自のBassphere™デュアルドライバーシステムとOpenBass™ 2.0アルゴリズムを組み合わせ、
豊かな低音と、広がりや臨場感のあるサウンドを実現しました。
高強度のワークアウト中も、自宅でくつろぐ時間も、
周囲の音を遮りすぎることなく力強いオープンイヤーサウンドを楽しめます。
車の接近音や誰かの呼びかけなど、周囲の音にも気づきやすい設計です。
安定した装着感:
0.75mmのニッケルチタン合金製フレームを採用し、OpenFit Air 2をしっかりと固定。
人間工学に基づいたイヤーフックが、
起伏のあるトレイルでのハイキング、朝のジョギング、混雑した通勤時まで、安定したフィット感をもたらします。
バッテリーと通話:
充電ケースを併用することで、最大36時間のリスニングが可能です。
デュアルマイクシステムとAIノイズリダクションにより、仕事中も日常使いでもクリアな通話をサポートします。
直感的な操作:
改良された感圧式ボタンが素早く反応。
汗や雨、髪が触れても誤操作が起きにくく、目の前のアクティビティに集中できます。
空気のような軽さを、体感しませんか?
私たちが目指したのは、着けていることを忘れるほどの新しいリスニング体験です。
OpenFit Air 2の片耳7.2gという軽さは、単なる数字ではありません。
約1年にわたる緻密な開発と、100回を超える改良の積み重ねです。
そして何より、周囲の音とつながりながら、より軽く、より自由に聴くという、新しいライフスタイルの実現です。
OpenFit Air 2で、着けていることを忘れるほど軽やかなリスニング体験をお楽しみください。


