1. ビジネスシーンの音環境はここまで変わった
コロナ禍を経て、在宅勤務やオンライン会議が当たり前になり、仕事中にイヤホンを使う時間は一気に増えました。電話と対面の会話が中心だった頃と比べると、今はWEB会議、社内ミーティング、ウェビナー、オンライン研修など、多くの情報をイヤホン経由で受け取っています。
その結果、「一日中イヤホンをつけっぱなし」という日も珍しくありません。便利になった一方で、耳が痛くなる、こもった感じがつらい、周囲の声がまったく聞こえず不安、といった新しい悩みも生まれています。ビジネス向けイヤホンには、従来の「通話できればよい」から、「長時間でもストレスなく働けるか」が求められるようになりました。
それではビジネス向けのイヤホンとはどんなものなのか、音楽向けとどう違うのか考えていきましょう。
2. ビジネス向けイヤホンに求められる条件
2-1. 会話が聞き取りやすく、自分の声も出しやすいこと
ビジネスで主役になるのは音楽ではなく「声」です。相手の声がクリアに聞こえるだけでなく、自分の声も自然に出しやすいかどうかが重要です。耳を完全にふさぐイヤホンだと、自分の声が頭の中に響いてしまい、長時間話していると疲れやすくなります。会議が多い人ほど、「相手の声」と同時に「自分の話しやすさ」にも目を向けたいところです。
2-2. 長時間つけても疲れにくいこと
午前の打ち合わせ、昼のオンライン会議、夕方の商談と、イヤホンをつけている時間は意外と長くなります。重さそのものだけでなく、耳のどこで支えるか、締め付けが強すぎないかといった要素が、夕方の集中力や疲労感に直結します。短時間なら気にならない違和感も、積み重なると「仕事が終わるころには耳が限界」という状態を招きかねません。
2-3. 周囲の状況を、必要な分だけ把握できること
オフィスやコワーキングスペース、自宅での在宅勤務など、働く場所が多様になった今、「どこまで周囲の音を取り込んでおきたいか」も人それぞれです。完全に遮音してしまうと、同僚からの呼びかけや社内放送、家族の気配に気づきにくくなります。仕事に集中しつつも、必要な情報はきちんと受け取れる音環境が、ビジネス向けイヤホンには求められます。
3. カナル型だけではない、ビジネスでのもう一つの選択肢
ワイヤレスイヤホンと言えば、まず思い浮かぶのは耳の中に装着するカナル型です。音がしっかり届きやすく、外の雑音をある程度抑えられる点は、確かに大きなメリットです。一方で、密閉感が強いぶん、長時間の装着で耳が疲れたり、自分の声がこもって話しづらく感じる人も少なくありません。
一日のうち、音楽を楽しむ時間よりも、会議や通話に使う時間の方が長いという人も多いはずです。そうなると、「どれだけ音に没入できるか」だけでなく、「どれだけ耳を楽な状態にしておけるか」「自分の声を自然に出せるか」という視点も、選択の基準になってきます。
そこで、耳をふさがないオープンイヤーイヤホンという選択肢が現実味を帯びてきます。耳の穴を塞がずに音を届ける構造のため、周囲の状況を感じながら会話や資料説明に集中しやすくなります。オンライン会議のたびにヘッドセットをつけたり外したりするのではなく、「一日つけっぱなしでも負担が少ない」スタイルを選べることが、働き方そのものを少し楽にしてくれます。
4. Shokzのオープンイヤーがビジネスに向いている理由
4-1. OpenFit 2+:会議と作業をシームレスにつなぐ
Shokzの「OpenFit 2+」は、耳に引っかけるタイプのオープンイヤーイヤホンです。耳の中に押し込まず、柔らかなフックで支える構造のため、長時間のオンライン会議でも圧迫感が少なく、仕事中につけっぱなしにしていても負担を感じにくい設計になっています。
耳をふさがないオープンイヤー構造により、相手の声や動画の音声を聞きながらも、オフィスの気配や同僚の声、家族の物音などを自然に把握できます。ヘッドセットのように「会議のときだけ装着する道具」ではなく、仕事全体を通じてストレスなく使える点が、ビジネスシーンでの使いやすさにつながっています。
最長48時間のリスニング時間に加えて、ワイヤレス充電に対応している取り回しの良さも大きな魅力的です。
4-2. マルチタスクが当たり前の働き方と相性が良い
ビジネスの現場では、画面共有の資料を見ながらチャットの通知を確認し、同時に周囲の状況も意識する、といったマルチタスクが当たり前になっています。オープンイヤータイプであれば、PCやスマートフォンからの音声と、周囲の気配や声を同時に拾えるため、「集中しすぎて周りが見えなくなる」状態を避けやすくなります。
コワーキングスペースで作業をしながら、受付からの呼び出しに気づきたいとき。在宅勤務で家族の様子も意識しつつ、オンライン会議に参加したいとき。こうした場面でも、耳を塞がないスタイルは安心感と使いやすさの両方をもたらします。
4-3. OpenDots ONE:仕事とオフをなめらかにつなぐ
同じShokzのオープンイヤーシリーズには、イヤーカフのようなデザインの「OpenDots ONE」もあります。耳にクリップする感覚で装着でき、アクセサリーに近い見た目なので、ビジネスカジュアルな服装にもなじみやすいモデルです。
日中はパソコン作業やオンライン会議で使用し、退勤後はそのまま音楽や動画を楽しむ。そんなふうに仕事とプライベートを切り替えたい人にとって、OpenDots ONEは「一日中つけていても違和感の少ないオープンイヤー」として機能します。
5. 自分の働き方に合う「ビジネス向け」イヤホンを選ぶ
ビジネス向けイヤホンを選ぶとき、「通話品質」や「ノイズキャンセリング」の有無だけで比較してしまうことも多いのではないでしょうか。もちろんそれらも大切ですが、実際に日々の仕事に効いてくるのは、長時間つけていられるか、自分の声を自然に出せるか、周囲とのコミュニケーションをどこまで保ちたいか、といった要素です。
一日のスケジュールを振り返り、「イヤホンをつけている時間」と「会議や通話の頻度」をイメージしてみると、自分に合う条件が見えやすくなります。オンライン会議や通話の時間が長い人ほど、耳をふさがないオープンイヤー型のように、「負担の少なさ」と「周りとのつながりやすさ」を両立できるモデルは、有力な候補になります。
ShokzのOpenFit 2+やOpenDots ONEは、「ながら聴き」を楽しむためだけでなく、「ちゃんと仕事をするための音環境」を整える道具としても役立つイヤホンです。自分の働き方やオフィス環境に照らし合わせて、ビジネス向けイヤホンを選び直してみることで、会議の疲れ方や一日の終わりの感覚が、少し変わってくるはずです。
FAQ:ビジネス向けオープンイヤーイヤホンに関するご質問
Q. オープンイヤーイヤホンは音漏れが心配です。共用オフィスでも使えますか?
通常の音量であれば、隣の席に大きく漏れることは基本的にありません。周囲がとても静かなときや音量を上げたいときは、少し音量を控えめにするなど、状況に合わせた配慮がおすすめです。
Q. OpenFit 2+とOpenDots ONE、ビジネスで使うならどちらが良いですか?
会議や通話が多く、長時間の装着が前提なら、耳掛け型で安定感の高いOpenFit 2+が向いています。仕事とオフを同じイヤホンで楽しみたい方や、アクセサリー感覚で使いたい方にはOpenDots ONEも選択肢になります。